23.04.11
浴室からも景色を楽しめたら・・・
そんな設計する側からしてみればワクワクしかないご要望もあり、実現した浴室。
目隠しとして、トンネル状の外部空間をつくり、少し落ち着きを持たせています。
「和」のテイストも好みとのことでしたので、天井・外部の壁・天井を桧の羽目板としました。
浴室・洗面・トイレのレイアウトは、使い勝手や、景観などさまざまな面から相談を重ね決定しました。
海外の生活の経験もある建主さんでしたので、浴室のガラス戸なしでトイレまで一室という案もありましたが、
現在の日本の便器のほとんどが電源が必要となるため、感電の心配があり却下したりという経緯もありました。
浴室の床・壁はコストを抑えるためFRP防水を仕上げとしています。
洗面カウンターは樹脂モルタルを採用しています。
モルタルは割と昔からある無機質な素材なので和のテイストにも合わせやすいです。