19.02.05

ふきあげのいえ3

青梅市の「ふきあげのいえ」の内部はトイレ、水廻り以外間仕切りのないワンルーム的な構成です。

きびしい建蔽率いっぱいに建築面積は計画。

容積率はまだ余裕がありましたが、吹抜け空間を熱望されていましたので、吹抜けが活きるバランスを考えて提案させていただきたいました。

ワンルーム的な構成で、よく心配されるのが冷暖房効率ですが、「ふきあげのいえ」では大きめのエアコン1台です。

昨今の住宅は断熱性が高く、使い方次第では個室に分けるよりも、光熱費が抑えることができます。

例えば、しっかり3LDKを分けたとすると、エアコンは4台必要になります。時間によりその4台がフル稼働すると、、、

さらにエアコンはこまめに切ると逆に光熱費が上がるというメーカーの見解も出ています。

ワンルームの場合、おすすめしているのは、極力エアコンを切らず、設定温度低め微風で回し続ける。(留守中、就寝中も)そうすることで、家が冷えない。この冷えないというのが大事で、冷えてしまうとやはりエアコンフル回転でないとなかなか温まりません。家を冷まさないことで、帰宅時に風流、設定温度を、ちょっと上げれる。これでそこそこいけてしまいます。※冬でも家の中は半袖で!という方には向きません!

あとは、空気を循環させておくこと。

「ふきあげのいえ」ではシーリングファンを採用しました。他にもサーキュレーターもとても効果的です。

ぜひ吹抜け、ワンルームを恐れないでください!