23.04.26

上奥富の家2

玄関にはシューズクロークを設けすっきりとコンパクトな空間となっています。

壁を丸くすることで、圧迫感のない通路となりました。

Rの壁は、どこかに取り入れたいというご要望もあり、

ここでの採用も打ち合わせの中でで決まりました。

そんな感じで、弊社の建てる家は、建主さんと一緒に考えてつくりあげていきます。

 

とても悩んだのは巾木でした。

他の場所は見切り材を利用して入り巾木とするのを基本仕様としているのですが、Rの壁には使用できず、どうしたものかと・・・

当初アルミのフラットバーでと思っていましたが、アルミ色が浮いてしまわないか、白い塗装済みのものも艶感がどうかなど悩んだ末、

木製として、壁と色合わせをした塗装仕上げとしました。

違和感なくすっきりとおさめることができました。

図面を描く時も、細部まで気にしてはいるのですが、やはり現場でぎりぎりまで悩み続けてしまいます。