19.08.25
2階リビングは3方向にハイサイドライトを回し、プライバシーを確保しつつ、開放感と採光を確保しました。
色調をモノトーンにまとめ、シックで落ち着いた雰囲気です。
生活感の出やすいキッチンはパントリーを設けることで、冷蔵庫などのキッチン家電を隠し、シンプルさを維持しやすい様にしました。またキッチンはサイドボードと一体的にデザインし一体感のある空間になりました。
床には温水床暖房を設置しています。仕上げは清潔感のある白いタイルを選択、タイルは熱容量が大きく床暖房の効きが良く冬はとてもあったかく、夏はひんやりと気持ちいいのです。
写真左はベッドスペース。間仕切りを設けずホテルライクな生活を提案しました。
清潔感のある大人な空間です。。。
19.08.24
エントランスホールはコンパクトな間取りながら、狭さを感じさせない様に工夫をしています。
一つ目は、階段を鉄骨製のスケルトンな螺旋階段とすることで圧迫感を軽減。
二つ目は、床を浮かせて、間接照明を配置することで、軽やかな空間としました。
三つ目は下足入れ。壁面前面を収納とすることでスッキリとした壁面とすることで視覚的にスッキリさせました。
天井の格子部分は取り外して、大物の荷物などの搬入経路としています。
19.08.23
福生市、奥多摩街道からすこし入ったビル、住宅、マンションなどが混在する地域に位置する「しものいえ」。
ボリューム的には2階建ではありますが、周りのビルに埋もれない様にややおおきめ。
1階はガレージ、玄関、納戸。
2階がメインの生活スペース。屋上の構成。
ガルバリウム鋼板の丸波の外壁と水平にぐるりと回ったFIXガラスの開口が特徴的なシンプルな外観です。
一階のガレージは車2台がゆとりを持って出入りできる有効幅を確保しています。
更にお施主様の趣味であるゴルフの練習が存分にできる様に、天井高を3m確保しています。
隠れテーマは「男の隠れ家」
19.08.17
まだまだ暑い日が続いてますね。
エアコンはフル稼動でないと、家でも熱中症になってしまいそうです。
ですが気になるのは電気代、さらにこの時期は夏休み。お子さんが家にいると、リビングのエアコンはフル稼動、+子供部屋もフル稼動なんて事になる時間も多くなるのではないでしょうか?
仕事仲間のとこは、子供が3人(現在は2人は自立)で4LDK、みんな夏休みの時、多い時間で5台エアコンが回っていたそうで、電気代が安いとされるオール電化住宅ですが、月5ー6万の電気代がかかっていたそうです。恐怖です。
最近、エアコンの使い方でおすすめしているのが、エアコンを切らないという使い方。以前はこまめに切る!とされていましたが、エアコンは稼動し始めた時に電気代が高いそうです(ダイキンHP)。
ぜひお試しを!
これを実践しているのが「ふつさのいえ」
1台のエアコンを留守中も弱風で稼動、部屋の出入り口は開放、帰宅後に少し風量を上げるそうです。それで帰宅時、家全体が涼しくはないものの、そこそこいけるそうです。
以前は帰宅してから、しばらく強風でガンガン回してたそうです。
気になる電気代は見事に下がったそうです!
ちなみにうちはこの情報は知らなかったから、ワンコと生活しているので、この時期はずーっとエアコンが回っていました。
原島建築の提案すら住宅は極力間仕切りや個室を作らないものが多いです。
冷暖房効率を気にされる方は多いですが、エアコン1-2台で全館空調という考え方です。しっかりした断熱性能があるからこそできることでもあります。
19.08.16
ガルバリウム鋼板というとトタンというイメージされる方が多いかと思います。まぁ言ってしまえばトタンなのですが、使い方によってはとてもキレイでスタイリッシュに仕上がります。
ポイントはいくつかあるのですが、
ひとつはコーナー。
一般的には出隅には役物というコーナーをカバーする部材を使うのですが、
弊社では役物を使わず、外壁材を板金屋さんに加工してもらっておさめています。
板金屋さんのウデの見せどころです。
そうすることで板金ならではの安っぽさのないキレイは印象になります。
長さはある程度自由がきくので、上から下まで一枚でおさめることで、サイディングなどでは出てしまう中間目地もなくシームレスな外観に仕上がります。
上の写真は「ながおかのいえ」ガルバリウム鋼板スパンドレル
こちらは「ふきあげのいえ」ガルバリウム鋼板丸波。よくトタンと呼ばれる材料です。
遠目で見るとキレイなフラットの壁にも見えます。
見た目だけではなく、サイディングやモルタルに比べ、重量もかなり軽く建物の耐震性の向上にもつながってるのではないかと考えています。
また材料が丸波だったり角波だったりで凸凹があるので、外壁の通気性がバツグンにいいです。
ガルバが安っぽ〜いとお考えの方、ぜひ、うちの現場をご覧ください!